カテゴリー「便利グッズ」の2件の記事

2009年5月15日 (金)

高級眼鏡拭き

Top_blue最近の眼鏡拭きはすぐれている。取れにくい皮脂汚れもさっとひと拭きである。布についた汚れも石けんで洗えば落ちるから、何度も使えて大変によろしい。眼鏡を使う人は買った時だけじゃなく、調整の時なんかにもサービスでもらったりして、何枚か持っているんじゃないんかなあ。

眼鏡拭きばかりでなく、楽器拭きもその手の高級なやつが増えてきた。こっちは眼鏡拭きに比べてかなりでかい。新品のうちは、ギターの錆びかけた弦をキュッキュッとやるのはもったいなくて(どうかすると弦で布が擦り切れる)、ギター用普段使い雑巾一歩手前ボロ切れで汚れを取る。貧乏性。

他にも洗車用とか掃除用とか、いろんな分野で高級ふきふきは活躍の場を広げていることだろうから、眼鏡や楽器に縁のない人でもどっかかんかで使っているんじゃないでしょうか。

ぼくは職業柄通夜、葬儀に出席することが多いけれども、そういうとこに行くともらう「粗供養」と称するやつ。弔事の簡易引き出物とでも言いましょうか。もらうほうが粗供養と言うのも失礼ですし、回りくどい言いかたになって恐縮ですが、ああいうのはハンカチやらお茶なんかが多いけれど、最近は眼鏡拭きをもらうことがたまにある。そんなわけでぼくは普段使うのに必要な以上に眼鏡拭きを持っている。

眼鏡には必要じゃないからといって楽器用にまわすと、やっぱりちっちゃくてちょっと使いにくい。ふーむふーむ、どうしたもんかと思案六法。

まだ肌も若かりし二十代の頃、化粧品業界に勤める友だちに顔肌診断をしてもらったことがある。

「残念です、最悪系の乾燥肌の油肌です」

ほうほう。確かに。マクドのナプキンで顔のあぶらとりをすると、一枚丸ごとが油紙になる。浅香あき恵なみの油田状態である。お風呂でも一度洗いではなんかすっきりしないし、風呂上りに古い角質層が白く残る。かといって徹底的に二度洗いすると風呂上りがパッサパサ。女の人ならここでパシャパシャとなんやお化粧品で手入れをするようであるが、日本男児たるものそんなメンドーなことしたくないやい。

そこで、皮脂汚れもさっとひと拭きをキーワードにハタと思いついて、お風呂で洗顔のときに眼鏡拭きを使ってみた。石けんをつけてやさしく顔面を洗ってみると、あらまあいいんじゃありませんの、奥様ぁ。拭き心地にいい具合の粘りがあって、いい感じに角質層も取れて、そのうえ洗い上がりもしっとりよー。それに奥さん、あたくし剃髪→丸坊主→剃髪→丸坊主のくり返しですでしょ? それで頭もついでにゴシゴシやってみましたのよ。そしたらあ、頭皮もばっちりでしたわあ。毛は濃くなりませんけどねえ、おほほほほっ。

とまあ、非常に具合がよろしい。以降、我が家のお風呂にはゴシゴシタオルとともに眼鏡拭きが常備となったわけである。顔面はきつくこするとさすがに後でヒリヒリしてくるから、そっとやらんといけませんが、まあみなさんも余った眼鏡拭きがあったら一度やってみてはいかがでしょうか。

 

って、もしかしたらこういうの洗顔用に売っていたりするんであろうか。まあ、あっても全然おかしくない。鹿革だかセーム革のを深夜のテレビショッピングで見たことあるような気もしてきた。まあ、よいよい。

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2006年1月24日 (火)

音叉台

Top_9楽器をやるのにチューニングというのは大切である。僕の趣味であるギターもこれまたチューニングが大切なのはいうまでもない。今ではチューニングメーターという便利な機械もさして高くないから初心者でも買い求めることが多いようだけど、僕がギターを始めた頃には「耳を鍛えることにもなるから」と、チューニングは音叉でA(=440Hz/ラ)の音をとってやるものと決まっていたものだった。半分正しい気もするけど、半分は精神論めいた感じのする話で、ギターがそこそこ上手くなってくれば、音叉だろうがチューニングメーターだろうが、チューニングは苦もなくできるようになるし、チューニングがロクにできないというのは、チューニング云々の話ではなく、楽器そのものの上手下手の部分でもうひとつの才能(練習量)なのである。

僕も今ではチューニングメーターを持っているが、音叉は電池もいらず手軽なんで、今でもよく音叉でチューニングをする。音叉自体の音は小さいから、ギターの場合、歯でくわえて「骨伝導」させるなりギターのボディに当てるなりして音がしっかり聞こえるようにしながらチューニングすることになる。この時、くわえた場合はいいのだが、そうでない場合はどうしても片手がふさがることになって、弦をはじくのとペグを回すのとで手が絡まってちょっとややこしい。

こうした不便を解消するための道具というのはすでにある。たとえば、楽器屋に行くとAの音だけの鉄琴が店頭での試奏用のチューニングのために置いてあることがあるが、それなんかだと両手が使えてなにかと都合がよろしい。商品として売っているのを見かけたことがあるが、結構高かった気がする。共鳴用の箱付きの音叉というのもあるが、あまり見かけないし、いずれにせよこれも高い。これなら自分で作れるだろうけど、ゴテゴテしていて、どうせならもっとスマートでいい方法はなかろうかと考えた。

そこで今回のアイデアである。はっきりいって今回は自信作である。メーカーの人がこれを読んでいるならアイデアをパクって製品化を考えてもいいかもしれないくらいだ。

Photo_6まず内径8ミリ(外径9ミリ)の真鍮パイプを用意する(東急ハンズ、または品揃えのいいホームセンター等で入手)。それを金ノコで長さ5・6ミリ程度に切り、台となる五円玉大の真鍮片(もしくは十円玉大の銅片)にハンダでくっつける。ハンダゴテだけでは難しいかもしれないので、大雑把にくっつけたら、コンロの火であぶってハンダをたっぷり溶かすといいかもしれない。Photo_2

工作はこれでほぼおしまい。やる人はヤケドや火事に大いに気をつけてくださいね。

この時、本物の「五円玉」でやると「通貨ホニャララ罪」になるので遵法意識の高い人や別件でひっぱられるのを避けたい人は、ちゃんと「五円玉大の真鍮片」でやろう。「十円玉大の銅片」でも同様の注意が必要。

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さて、じゅうぶんに冷めたら、パイプ部分に音叉をはめよう(僕のは楽器屋で普通に売っている「タカミネ」社のもので大きさがぴったりだからいいけど、他社のものは確かめてないんでうまくハマるかどうかよくわからない)。そして音叉をいつものように何かにぶつけてから、机なりなんなりのどこか硬くて平らなところに置くと、ほら、音が聞こえてくる。Photo_5しかも、ほらほら、両手が使える! 音叉のおしりが球状になっているので角度も簡単に調整できて、音叉を置いたところが多少斜めになっていても音叉が倒れるようなことがない。すばらしい! 自画自賛!

何度かつけはずしをしているとパイプ部分が少し緩んでくるので、その時はパイプをペンチでほんの少しだけ真円からつぶして、音叉がきつめになるようにする。また真鍮片(銅片)一枚だと本体が震えて下の机との間でビリビリと雑音が出るかもしれない。その場合はさらに真鍮片(銅片)を接着剤で貼り合わせて重さを出してみよう。僕は五円玉三枚を足して計四枚にしている。今度は接着剤でくっつけるだけなので、本物の「五円玉」でも「十円玉」でも捕まることはないはずだ(「事情はゆっくり署で聞く」なんてことになるかもしれないが)。

音量は、「自信がある」というほどには大きくないが、あちこちに置いてみながらよく鳴る所を探して「使える」ようにがんばってみれば、もしかしたらギターが上手くなるかも、・・・なわけないね。それと、物理的なことを考えればわかることだけど、音量が大きければ音の持続時間は短くなる。

この音叉台、原価は二十円ないしは四十円。真鍮パイプは「一本買い」しなくてはならないので高いけど、といっても二・三百円。必要な分に切った一つあたりの単価はタダ同然(手で切るなら、その労働力のほうが確実に高いはず)。残りの分は、タバコの吸い口にするなり大量生産に踏み切るなりして無駄にしないようにしよう。

「製品化」といっても売値は百五十円か二百円くらいかなあ。事と次第によっては、音叉の販促品として、音叉とセットにして「タダ」という選択肢もありうる。

・・・なんかちっちゃい話になってきたけど、ちょっとした便利グッズであることは間違いない。

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